シンポジウム「大学の外国語能力開発構想と社会の要請」【11/15(土)】
来る11月15日(土)、「大学の外国語能力開発構想と社会の要請」をテーマにシンポジウムを開催いたします。
外国語教育研究センターでは、これまで「私たちの卒業生像」と題したシンポジウムを開催し、一貫教育校・学部の教員たちの考える卒業生像についてアンケートを行うとともに意見集約の試みを行ってきました。今回は、外国語教育研究センターが進めている「行動中心複言語学習プロジェクト(AOP)」において姿を現しつつある「出口像」に言及し、議論を深めたいと思います。企業の求める外国語運用能力に関する7000人規模のアンケート調査に基づく分析結果の紹介に続き、日々英語やフランス語を操り、国際舞台で活躍しておられる現役企業人の講演を通じて社会の要請する外国語能力を把握し、「出口像」の妥当性・普遍性を考えるとともに、21世紀の外国語教育における慶應義塾の方向性を見定めるための議論を展開したいと考えております。「複言語複文化教育をも視野に入れた英語教育」という理想像と、社会、特に企業が現実に求める人材像との間に違いはあるのか、両者の比較対照・すりあわせを通じて、慶應義塾の目指すべき外国語教育の将来像を描き出したいと思います。
主催:外国語教育研究センター・学術フロンティア「行動中心複言語学習プロジェクト」
日時:2008年11月15日(土)14:00~17:30 懇親会17:45~19:00
会場:日吉キャンパス来往舎2F 大会議室
司会:外国語教育研究センター所員 日向清人
シンポジウム ポスター(PDF)
HRP2008公式サイト※来往舎展示会場にて、研究成果のパネル展示も行います。
プログラム:
(以下 敬称略)
13:30 開場
14:00~ 開会挨拶およびシンポジウム主旨説明
外国語教育研究センター所長 境一三
14:10~ 講演
14:10~14:40 「ビジネスマン7000人アンケートの報告」
高千穂大学教授・塾員 寺内 一
14:40~15:10 「実社会での英語使用経験から振り返る慶應の英語教育」
日本アイ・ビー・エム株式会社取締役・塾員 名取 勝也
15:10~15:40 「実社会でのフランス語使用経験から振り返る慶應のフランス語教育」
コンサルタント(パリ在住)・塾員 仁木 久恵
15:40~15:50 休憩10分
15:50~ パネルディスカッション「大学の外国語能力開発構想と社会の要請」
司会:慶應義塾大学 法学部教授 朝吹亮二
パネリスト:高千穂大学教授・塾員 寺内一
日本アイ・ビー・エム株式会社取締役・塾員 名取勝也
コンサルタント(パリ在住)・塾員 仁木久恵
慶應義塾大学 経済学部教授 松岡和美
外国語教育研究センター副所長・普通部教諭 跡部智
外国語教育研究センター所員 日向清人
17:30 閉会挨拶 外国語教育研究センター所員 日向清人
17:45~19:00 懇親会 (グリーン食堂にて)
以上