シンポジウム「慶應義塾外国語教育への提言(第三回)」【7/25(土)】(終了しました)
慶應義塾大学外国語教育研究センターでは、下記の通りシンポジウムを開催する運びとなりました。
つきましては是非ご参加下さいますよう御案内申し上げます。
名称: シンポジウム
『慶應義塾外国語教育への提言(第三回)-つながる外国語学習、つたわる外国語教育-』
日時: 2009年7月25日(土)13:00-17:30
会場: 慶應義塾大学日吉キャンパス 来往舎 シンポジウムスペース
主旨: 慶應義塾の小中高大の教員が一堂に会して一貫教育の問題を議論するシンポジウム
外国語教育研究センター夏のシンポジウム「慶應義塾外国語教育への提言」は第三回目を迎えます。
第一回目「私たちの目指す卒業生像」(2006年)では、全一貫教育校の外国語教育の現状と課題について議論を行い、問題意識や展望が学校・学部の枠を越えて共有される機会となりました。
第二回目「小・中・高・大の連携を考える」(2007年)では、大学学部の外国語教育改革と言語ポートフォリオの可能性について塾長はじめ中高大の教員がパネリストになり討論しました。
第三回目の今回は、学習の接続性とコミュニケーション指向の教育について考えます。学習の接続性については、学校間の連携という視点だけではなく、初習段階から熟達レベルに至るまでの学習過程をどのようにつなげ、学習者が学習過程の中で自らの学習段階を知り、将来の見通しを立てるためには、どのような方策が有用であるかを検討します。コミュニケーション教育については、文法や言語構造に関する知識の高さを誇るわが国の伝統的学習観と、発信・伝達というコミュニケーション教育の視点を融合し強化していくためには、どのようなことができるかを議論します。この一連の夏のシンポジウムにより、慶應義塾の外国語教育の着実な発展と、よりよい一貫教育の実現を目指したいと思います。
(外国語教育研究センター所長 境 一 三)
総合司会 : 斎藤 太郎 (外国語教育研究センター副所長)(13:00)
挨拶 : 清家 篤 (慶應義塾長) (13:10)
第1部: CEFRの理念とAOPプロジェクト(13:20-13:40)
境 一三(外国語教育研究センター所長)
第2部:実践報告:ポートフォリオとフレームワーク(13:40-15:20)
伊藤 扇(幼稚舎)
平高 史也(総合政策学部)
石司 えり(国際交流基金)
バーフィールド、アンドリュー(中央大学)
跡部 智(普通部)
第3部:パネル・ディスカッション:フレームワーク構築に向けて(15:40-17:30)
司会 : 跡部 智(外国語教育研究センター副所長)
長谷山 彰(教育・一貫教育校担当常任理事)
横山 千晶(教養研究センター所長)
平高 史也(総合政策学部)
石司 えり(国際交流基金)
井上 逸兵(文学部)
意見交換会(17:30-19:30)
参加費:無料
一般の方もご参加いただけます。
お問い合わせ先:
慶應義塾大学外国語教育研究センター
http://www.flang.keio.ac.jp/
flang-info[atマーク]adst.keio.ac.jp