UAE国務大臣が来塾

― アラビア語教育と学生交流のさらなる発展に向けて ―


 2026年10月27日(火)、アラブ首長国連邦(UAE)のマイサー・アルシャムスィー国務大臣(H.E. Dr. Maitha Al Shamsi)をはじめとするUAE関係者が、慶應義塾大学日吉キャンパスのシェイハ・ファーティマ・アラビック・ラーニングセンター(ALC)を訪問されました。当日は、アラビア語の授業を見学された後、伊藤公平塾長や学生との懇談が行われました。慶應義塾からは、奥田暁代常任理事、土屋大洋常任理事、大隼エヴァ准教授(法学部・ALC委員)も同席しました。
 はじめに、濱田聖子特任助教(外国語教育研究センター)による授業「アラビア語表現技法1」を見学されました。
 続く塾長との懇談では、2026年度のALC活動報告書に沿って、センター開設1周年記念イベントやアラビア語入門講座(夏季集中)、全日本アラビア語パフォーマンスコンテスト、アラビア語検定試験プロジェクト、大学院生を対象としたアラビア語圏研究助成、アラビア語海外研修などの取り組みが紹介され、ALCの今後の展開について意見交換が行われました。
 学生との懇談では、2026年3月に実施されたアラビア語オンライン研修の参加者を代表して2名が研修について報告しました。この研修は、現地情勢により渡航が困難となった海外研修に代わり、UAE大学の協力のもとオンライン形式で実施したものです。学生は、研修を通じたアラビア語運用力の向上や、UAEの文化・社会への理解の深まりについてアラビア語で語り、UAE大学の講師陣への感謝を述べました。大臣からは、「素晴らしいアラビア語でお話しいただき、感銘を受けました。ぜひいつかUAEを訪れ、実際に見て感じていただきたいと思います。自分の目で見ることは、学びの大切な過程です」との言葉が寄せられ、今後の研修や交流のあり方についても意見が交わされました。
今回の来訪は、ALCの取り組みを直接ご覧いただくとともに、アラビア語教育や交流の今後について考える、非常に有意義な機会となりました。
ALCは、UAEのシェイハ・ファーティマ皇太后のご支援のもと、慶應義塾大学外国語教育研究センター内に設立された、アラビア語教育とアラブ文化の理解を推進する学びの拠点です。今後も、語学教育や文化・学術交流の機会を広げ、日本とUAEをはじめとするアラブ世界との相互理解と持続的な交流を育んでいきます。

到着時の様子
到着時の様子

アラビア語授業見学
アラビア語授業見学

塾長との懇談
塾長との懇談

アラビア語オンライン研修参加学生との懇談
アラビア語オンライン研修参加学生との懇談

記念撮影
記念撮影