<終了>2016年度慶應義塾外国語一貫教育フォーラム開催

2016年度 慶應義塾外国語一貫教育フォーラム
― 授業で効果的なアクティブ・ラーニングとは ―

慶應義塾における外国語教育の一貫性の向上を目指すとともに、一貫教育校間や学部間の連携を深めるために、当センターでは毎年「外国語一貫教育フォーラム」を開催してきました。昨今慶應義塾の内外でグローバル人材の育成が議論されていますが、その実現のために高大連携、そして一貫教育校間の連携の構築に焦点が当てられてきています。また外国語教育に携わる教職員の交流の中でも、一貫教育全体の外国語教育に関する未来への展望ならびに論点が共有されてきました。
本年度の一貫教育フォーラムでは「授業で効果的なアクティブ・ラーニング」と題して、教育の現場で頻繁に焦点が当てられている「アクティブ・ラーニング」のあるべき姿、その目指す理念や具体的な導入方法について意見を交わしたいと思います。
フォーラムの前半では基調講演の講師に高橋一也教諭(工学院大学附属中学教頭)をお招きし、ご自身の実践例も含めて効果的な授業での「アクティブ・ラーニング」活用方法の提言を、後半では各一貫教育校から外国語授業の現場での実践をご紹介いただき、「アクティブ・ラーニング」の有効的活用法の展望を討論したいと思います。
英語はもちろんのこと、英語以外の語種の専任教員ならびに非常勤講師の方々との交流も目指します。

期日: 2017年1月22日 (日) 13:00~17:00(12:30開場)
場所: 慶應義塾大学 日吉キャンパス 来往舎 1階シンポジウムスペース
主催: 慶應義塾大学外国語教育研究センター
対象: 慶應義塾(小中高大)の教職員
プログラム:
13:00 開会の挨拶 七字眞明 慶應義塾大学外国語教育研究センター所長
    来賓挨拶 長谷山彰 慶應義塾常任理事
13:15 基調講演 髙橋一也* 工学院大学附属中学校教頭
           「内発的動機を高めるアクティブ・ラーニング」
14:50 各一貫教育校における実践発表 
16:10 ディスカッション (アクティブ・ラーニングの今後における効果的活用方法等)
司会進行:江波戸愼 慶應義塾大学外国語教育研究センター副所長

基調講演:*髙橋一也教諭
2016年2月にGlobal Teacher Prize 2016 Top 10 Finalists (英国国際教育機関、Varkey基金) に選出される。塾大学、大学院にて英文学専攻。卒業後ジョージア大学院在学中よりPBL (Project Based Learning)やアクティブ・ラーニング等効果的な教育方法の設計、開発に力を注ぐ。現勤務校で教頭を務める一方、グローバルな人材を養成するハイブリッド型クラスを担当し、世界基準の教育を実践中。著書に『世界で大活躍できる13歳からの学び』(主婦と生活社)がある。